カップル間の性が遠のーーーーくピーキーなポイントはいくつかありますが、生理ゴールカウントダウン、もしくはその後というのは、関係史上、最高峰なんじゃないかなと思っています。
いままで、アレってそれほどでもないなーという思いをしてきた女性ならば、それは絶好のタイミングとなりますし、
ましてや、じぶん本位の男性とのセックスに傷ついてきたという方ならば、なおさらのことです。
ただ、それまで性を大切にたのしんできたようなカップルや、
子どもの成長にともなう生活や時間のゆとりで、ふたりの性をふたたび掘り起こしたいと思っているような方々にとっては、
このカップル人生の中継地点をていねいにとらえることは、とても大切なことだと思っています。
つきあいが長く、双方向のコミュニケーションがきちんとできているようなカップルでも、
夫が妻の心身の変化や不調がアラウンド生理ゴールと関わっているということに思いをはせることができなかったり、
女性本人でさえも、自身の内面で何がおこっているのかよくわからないので、
何となくの心身の不調をもてあますということがおこり、それがふたりの関係によくない影響を及ぼしてしまう場合があります。
セックスにおいても、女性のピークへのたどり着き方が変わってきたとか、
分泌量が前ほどではなくなってきたや、痛みがある、集中できない、第一そんな気持ちにならないなど、色んな変化がでてくるときでもあります。
そして、そういうことは言わなければ、なかなかわかりようがないのに、伝えることをしなかったり、簡単にしか伝えていなかったりして、パートナーに誤解や、よからぬ妄想の余地を与えてしまうということがおこってしまう場合があります。
伝えることで、女性として見られなくなるのではないかという不安もあって言えないという声も時々聞きますが、この、閉経=女性終了という単純な図式に、女性自身がみずから自分を押し込めるってどういうことなんだろうなあ?
案外、男性の方がそんなことあんまり考えていないなーと感じます。
閉経後も、女性として見られたいのなら、そうすればいいし、
そんなふうに見られたくないというのなら、それも、そうすればいいし、
そんなのじぶんの選択次第、どっちに行くかどうかはじぶんで決めればいいことだと思いますよ。
じぶんなりの女性性や男性性をあらためて考えるいい機会かもしれませんね。そんなこたえのでない話しを一緒にしたい方も、ぜひセッションにいらしてください。
もともと、カップル間で生理のことや、生理周期の内部や外部の変化などを共有できるような関係性を作っておくことは大事でしたよ。
でも、もし、そういうことをしていなかったとしても、ふたりの性も大切にしあうような関係を続けていきたいと思うようなカップルでしたら、きちんと今の自分の心と体の状況を説明して、だから、こうしてほしい。だからこうしないでほしいということをしっかりと伝えることを大切にしてほしいと思います。
産後同様、関係性のフェーズが変わるときは、関係性をよき方へと更新するチャンスでもあるので、ホルモンのゆらめきに片棒を担いでもらって語らせるように、
だから、ていねいにこうしてほしい。やさしくこうしてほしい。入れる前にちゃんとたっぷり気持ちよくしてほしい。など、今まで言えなかったことを、あ、もっとドーパミンを多めに放出させるような、こんなことやあんなことをしてみたいでもいいんですよ。
そんなことを伝えてみては、いかがでしょうか。
男性も、いろいろな不具合がでてくるお歳頃かもしれませんので、おたがいに思いやり、きづかいあえる関係を深めるいい機会だといいな。まだまだ関係も人生もつづくよ。
*今日の南インド料理
Brinjal curry/ナスのカレー
わが家のカレーリーフとコリアンダーリーフが育ってきた。ちょとまだか細いけれどいいね。
輪切りナスにターメリックと塩を振り、多めの油で焼いておく。
スタータースパイスは、マスタードシード、クミンシード、ホールチリ、カレーリーフ、シナモンスティック。
多めの油でスパイスを炒め、みじん切りのニンニク、生姜、玉ねぎ、トマトを加え、コリアンダーパウダー、クミンパウダー、ターメリックパウダー、ココナッツミルク、塩を加える。ナスとガラムマサラを加え、少し煮込み、みじん切りしたコリアンダーリーフをたっぷり加えて、できあがり。
spice+arts やましたのぶこ
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