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執筆者の写真spicearts

性交の頻度よりも満足度の低さの方が気になる

更新日:2021年11月10日

Chicken Rolls。気軽に買い食いするインドスナックなのに、作るとなると手間だー。

***


よその国に比べて、ダントツでカップル間の性交が控えめな国民といわれて久しいですね。


回数が多ければいいというものでもありませんし、それぞれのいいタイミングというものがあると思いますので、お互いに了承済みなら、極端なことではない限り、たいしたことではないと思います。


、、、それにしては、あおるよねーという友の声が聞こえてきそうですが。


それよりも、性交の満足度が控えめということの方がよっぽど気になります。


満足していないから、したくない。

それはそうですよね。


満足していないのに、回数だけが多かったら、なんだかイヤです。

この辺りは至極まっとうですね。


満足度が低いのに、回数が多い他の国の方がそら恐ろしい。


よく、むかしはな~日本人はもっと旺盛だったんだと語る、年配男性達がいるけれど、

男性がいばっていた時代に、自身の欲望を満たすだけではなく、女性も満たされるような配慮ある性生活を送っていたかというと、、、考えずらいなあ。


女性の性がいいものだ、気持ちいいものだとされていたら、もっと母親から娘に、女性から女性にその旨、なんとなく伝わってきていたと思います。


ことばじゃなくても、そういう態度や身にまとう雰囲気から、無意識に受け取るメッセージとして。


もし、女性が「そんなつまらなくて、気持ちのよくないセックスじゃあしたくありません」と態度で示せるようになったことが、


この日本の控えめな回数に反映されているとしたら、

はっきりしていていいじゃない。


ブラボーブラボー。パチパチパチですよ。


乗り気じゃない女性が相手なのなら、よっぽど澱んだ感性の男性じゃなければ、相乗効果で性交控えめが加速するだろうしね。


でもね、この不満足表明のノーがしばらく続いたとして、その後は、どうなっていくんだろう?


もう、ナシナシの村田沙耶香著の消滅世界(日本の未来予想小説。夫婦という家族でのセックスを異端視し、大方体外受精による受胎。恋愛は家庭外でという世界)のようになっていくのか、


もう一度、男女が手をとりあって、じゃあこれからどうします?と仕切り直しするのか。


人類の新しい性のあり方の最先端を走っているような日本が、これからもっと性を飛び越えて人類未到の地へと突き進むのか、それとも巻き返していくのか。


何世代も繰り返されてきた、男女の性愛を含む関係性を変えることはとてもむずかしいけれど、次の人たちにどんな性のメッセージを手渡していくかは、


大人の私たちが自分や相手の性をどう思い、ふたりの性をどうしていきたいか考えることを、カンタンに放棄したりしないことに、かかっているんじゃないかな。


うっかりなことはできないです。

とくに身近にお子さんがいる方は、ダイレクトにメッセージが伝わりますからね。


ちょっと古いデータですが、イギリスのコンドーム会社Durex社で調査した世界の回数と満足度をウェブ上で見ることができます。


インドで買うDurexは、チョコやストロベリーフレーバーがトゥーマッチ。サイズ感も違ってたし、厚手だったし、酒屋のレジ横に売ってて買いづらかったな。インドの日常が恋しい。


***

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