夫とはできません。
もう男性としてみることはできません。
だってわたしたちはファミリーだから。
じぶんのお父さん、お母さん、兄弟、姉妹、娘、息子とはしないでしょ。
それとおんなじです。
仲はいいんです。
いい人ですし、こどもたちの優しいお父さんですし、家事だって手伝ってくれるし、お金だって稼いでくれる。
でも、ムリなんです。
そういう目では見れないんです。
こういうテンプレがどこかにあるのかな?と思ってしまうくらい、よくいただくご相談です。
もしこれ、自分が言われたら、どうするかな?と思うんです。
あーそうですかーと、虚ろな目でよそをキョロキョロしだすだろうな。
そりゃそうですよね。
だから、そういうことをおっしゃる方のあたりでは、不純異性交友がひそやかにおこなわれる可能性がたかくなってきます。
だって、性的存在として、まったくみることができませんよーと言われているんですもの。
直接、言われないにしても、そう思われていることは、よっぽど鈍い人じゃない限り、わかってしまいますよね。
いちばんそばにいる、結婚して、人生を共に生きると決めた、その人にとっての女性代表みたいな妻に、あなたって性的魅力ないわ~という烙印を押されちゃうんですもの。
そういうことになりますと、妻以外の女の子に、性のゴールドスタンプを押してもらって、コンプリートしないと生きていくのがムズカシくなります。
見ないふりをしたって、歳をとったって、たたなくなったって、ぬれなくたって、生理があったって、なくたって、一生わたしたちは性を内包した存在なのに、そこを否定されちゃったら、人格全否定くらいに思いこんでしまう場合があります。
日常を共にするパートナーが、コツコツ、ジワジワと相手にあたえつづける影響力はおもいのほかつよーいですからね。
ただですね、じゃあ、
「あなた自身は、ごじぶんのことを、女性としてみることができていますか?」
という、少々スパイシーな質問におきかえてみたいとおもいます。
どうせ誰も見てないしーと、野太く、図太く、タイダな道を生きていませんか?
いいんですよ。それがあなたの生きたいマイウェイなら、でも、それ、本当にあなたが生きたいごじぶんですか?
もし、イエス!ならどうぞどうぞ。
もし、そうじゃなかったとしたら、そしてどうにかしたいと思うのだったら、ただかえればいいんです。
だって、女性の柔軟になんにでもなれる変容のチカラって、すごいでしょ。いろんな方のそんな凄さ、何度も目の当たりにしています。
いつだってどこでだって変えることができる、変幻自在がお手のものの性ですよね。
もし、夫以外の男性とデートする機会が巡ってきたら、秒で変われるのが女性でしょ?笑笑。
いや、秒はないか、お手入れ時間が必要かもしれませんから。
夫がオトコでないのは、妻がオンナじゃないからです。
陰陽論などと難しいことをいうつもりはありませんが、人ってコントラストの世界に生きています。
そばにいる夫のオトコをひきたたせたかったら、まずはじぶんのオンナのひきだしを、開け放つことです。
夫のことを、あーコイツ女々しいやつだなーと思ったら、あなた、そうとう雄々しくなってますよ。
外見の女性らしさから入ると言うのは、わかりやすいやり方ですし、
フリフリもセクシーもキラキラもお好みなら、やったらいいと思います。
形から入ると言うのは、成功(性交?)法則のキホンのキですからね。
でもそれよりも前に、もっと根源的というか直接的な、性の発信源である、女性器の語ることばに耳を傾けるということをおすすめします。
性器の脈動が聞こえますか?
ほかより少し高い体温を感じることができますか?
そこは何を欲していますか?
それとも何も欲していませんか?
触れたらどうですか?
どのように感じますか?
それとも何も感じられませんか?
じぶんで愛でることも、大切にすることもせず、フタをして、閉じ込めて、カラダやココロや関係性になんの影響もでるわけはないなんて、ホンキで思っているとはおもいませんが、
生命を産み出す性の力を甘くみちゃあいけませんよ。
じぶんの性も大事にしない、相手の性も大事にしない、ふたりの性愛も大事にしない、ナイナイづくしのカラッカラの世界が幅を利かせて、
いやいや、しないはしないで清々しい。なんとも精神性の高いほこり高き日本人?だなんて、
どんだけ自然に逆らったを生き方をしているんでしょうか。
ゼイゼイ。
たまにでるんですよ。
性愛の神(あふれる妄想)からの何やってんの?使者の役割りをぜんぜん果たせてないじゃないかという、プレッシャーによるストレスが、黒いワードとなって、でちゃうときが。
ゼイゼイ。
とり直しまして、
もっとココロもカラダも開け放って、クスクスっと、イチャイチャっと、はなやかで、カラフルで、もっと艶っぽい世界に、ご一緒にしていきませんか?
ご相談、承ってます。つうじょうは優しいわたしですので、どうぞ躊躇されませんように。おまちしております!スマイル
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きょうのインド料理
Ekuri/ムンバイのバーの炒りたまご
ムンバイのバーにて。昼の蒸し暑さがやわらぐ夕暮れどき、海風にあたりながらキングフィッシャーと一緒にたべたインドの炒りたまご。
たっぷりの刻みシャンツァイとクミンとコリアンダーパウダー、ジンジャー、チリとペパーがきいてる。
旅の筋肉が衰えそうなくらい、海外に行ってないな。
だからこそ、余計にスパイスをかぎたくなる。
spice+arts やましたのぶこ
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