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執筆者の写真spicearts

ふれるチカラを味方にする

そばにいるその人に、最近ふれていますか?ふれられていますか?


月日の流れとともに、ふれあうことからずいぶん遠のいてしまって、ふれかたも忘れてしまっているようなカップル、いらっしゃいます。


手をのばせばすぐにふれることができるところにカレ(カノジョ)はいるのに、思いのままにふれることができなくなったり、ふれてほしいけれど、ふれてほしいと言えなくなってしまったり。


男性だって、女性だって、つきあいが長くたって、歳をとっていたって、ふれたいと思ったときに、そばにいるパートナーにココロをひらいて、ふれることができたら、

そしてそれをちゃんと受けとめられていると感じることができたら、

それだけで十分なくらいなのに。

いや、もっともっとその先へとすすんでいくのもいいですよね。


スキンシップがなくても、べつにふたりの関係に影響はないという方がいたとしたら、そうしたらどのようにカレ(カノジョ)とのつながりを感じることができるのでしょうか?


コトバのやりとり、会話の巧みさにたよりますか?


そんなにコトバはあなたの奥底に横たわる感情や気持ちをていねいに表現してくれますか?


私たち何でも話すんですというおふたりが、でも決してふれることはありませんとなると、ずいぶんコトバでっかちになりすぎてますねと、思ってしまいます。

コトバの荷がおもすぎて関係がヨロめいているようです。


たとえば、ちょっとしたいき違いで、ギクシャクしてしまったようなシチュエーションでも、コトバをたくさん重ねれば、ふたりの関係がよくなるかというとそうでもなく、ただ手をにぎったら、にぎられたら、だきしめたら、だきしめられたら、こんがらがった感情がほどけていくということ、ありますよね。


じぶんでもどうしようもない感情のもつれをとかすためには、

交通整理のような理路整然としたコトバよりも、ふたりの間にできたガードのアクリル板をとりのぞくような作用が、ふれることにはあります。


それくらい人の心をとかしたり、ゆるめたり、おだやかにしたり、あたためるような、ふれるがもつチカラを、あなたもわたしももっています。


こんなにすごいチカラをもっているのに、使わない手はないわー。


本当は性愛までのびゆく、もっと奥の方へのタッチにまでたどり着きたいのですが、ふれること、ふれられることの表現を相手にしぜんにできないような関係性では、セックスに至るのはなかなかむずかしくなってしまいます。


まずはふれること、ふれられること、だきしめること、だきしめられることでおこるじぶんのうちがわのうごきや変化をアタマの中のおしゃべりをとめて、ただゆっくりと感じてみてください。


その延長線上にセックスはあるかもしれないし、ないとしても、よい関係を続けていこうと思うなら、セックスはなくても、ふれることは大切にしたほうがいいと思います。


ふれていない期間が長くなればなるほどふれにくくなってしまいますからね。




今日のインド料理

Beans masala

豆類がおいしい季節。

南インドも豆をよく食べる。ベジタリアンのタンパク源。

インドでは見なかった空豆にスパイスを合わせてみる。油にクミンシード、マスタードシード(これはマスト)、かためにゆでて、薄皮をむいた空豆を加え、コリアンダーパウダー、ターメリック、塩で味つけ。


シンプルだけれど、スパイスが入ると入らないでは大違い。スパイスの効きがイマイチ。と思ったら、スパイスを増やす前に、塩をちょっと足してみて。グッとスパイスがひきたつから。


spice+arts やましたのぶこ

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