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執筆者の写真spicearts

ふたりの性愛はふたりでつくる

いつもあなたから求めてほしいし、

気持ちいい場所を探しあててほしい。


研究熱心であってほしいし、たまには冒険もしてほしい。


あなただけオサキになんてとんでもないし、いつもとはいわないけれど、何回に1回かはピークのタイミングをあわせてほしい。


だから、

わたしからは誘わないし、気持ちいい場所も教えてあげない。


ましてや明るいところでココがね、なんて説明してあげるわけないし、ナニへキなんかナイショにきまってる。


どうすればピークを迎えるかなんて、よくわかんない。

だってじぶんで探ったことがないんだもの。



だいじょうぶですか?そんなパートナーになってませんか?


これでは男性のセックスにおける、役割りの荷がおもすぎます。


ふたりのセックスなんだから、その荷の半分はじぶんでもちませんか?

すべてをもたされた方が、その荷物の重さに押しつぶされて、よろめいて、たのしもうにもたのしめないなんて、つまらないじゃないですか。


もしも、じぶんが男性だったとしたら、どうするか?どうやるか?

というヒトならではの、想像力をはたらかせてみたらいいと思います。


もちろん、想像力という名のおもいやり、きづかいが大事なのは、男性も同じです。


ガタイもパワーも差がある人に、つよい力でさわられたり、いきなりはいりこまれたりしたら、イタイし、コワイということは、ちょと考えたらイメージできますよね。


なかなか、10年、20年とふたりでつくってきたセックスのスタイル、パターンを変えることはむずかしいかもしれませんし、いまさら相手に言えないことも多いかもしれません。



でももし、あなたが、好きな男の子とこれからセックスをする、若い女の子にアドバイスを求められたら何といいますか?


娘さんがいる方はリアルにそういうときがくるかもしれませんよ。


何にも言わず、男性にされるがままに任せなさいなんて、そんな時代錯誤なことは言いませんよね?


それとも、百戦錬磨のカレを探したほうがいいよっていいますか?


自称百戦錬磨の自信マンマンほど厄介なものはないということは、ご存知ですよね。


わたしなら、


セックスってすごく気持ちがいいよ。


だけど、わかいふたりがセックスをして、女の子がはじめっからすごく気持ちいいということは、あんまりないと思うんだよね。


ましてや、女の子がオーガズムに達するなんてこともほぼないと思った方がいいよ。


好きな人とふたりで、おたがいにゆっくり、ていねいに触れ合うことをしていって、

あ、ここが気持ちいいとか、

あ、このさわり方が好きとかいうことが、

すこしずつ、すこしずつ、わかってくるんだと思うんだ。

気持ちよかったら、そのことをおたがいに伝えあったらいいよね。


そうやって、何回も何十回も何百回もふたりの性を重ねていって、ふたりで気持ちよくしていくんだというきもちで、ふたりのセックスをつくっていったらいいと思うよ。


信用できそうな情報を見たり、読んだりして、ふたりで研究してみるのもいいね。


ただ、人それぞれカラダのつくりも感じ方もちがうから、じぶんの感覚をいちばんの頼りにしようね。


もし、イヤな気持ちがしたり、気持ちよくなかったり、ましてや痛かったりしたら、それはやり方がまちがっているから、それをガマンしたりしないで、ちゃんと相手に伝えよう。


それ以上はイヤだと思ったら、また次の機会にすればいいしね。

気持ちよくないのに、気持ちいいフリなんてしたら、いつまでたっても気持ちよさをつかむことができなくなるから、やめたほうがいいよ。


相手の男の子だって、はじめてかもしれないし、はじめてじゃなくたって経験がまだ浅いだろうから、


その人もあなたと同じセックスの初心者なんだということを、忘れないようにして、おたがいに思いやりあえたらいいな。


コンドームはマストだよ。つけ方も、ふたりともおぼえようね。

って言う。いや、もっと長くなるんだけどね。


関係性が長いふたりでも、歳を重ねても、性のことだけは若い頃にそのまま、置きざりにしてしまっている方々、いらっしゃいます。


何かありましたら、ご連絡ください。セッションやってます。


***

きょうのスパイス料理

牡蠣のオリーブオイル煮とspice+artsのカレー粉「まったくあまくち



たっぷりのオリーブオイルに洗った牡蠣を入れ、ホールチリ、塩、まったくあまくち」を加えて最弱火でコトコト10分くらい。白ワインのベストパートナー。


spice+arts やましたのぶこ

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