top of page
執筆者の写真spicearts

女性器は秘境ではない

更新日:2021年11月11日

南インドの海沿いの街マンガロールのお母さんに教えてもらった、魚のフライ。たっぷりのチリ、ターメリック、コリアンダー、タマリンド、ジンジャーガーリックペーストでマリネした魚にrava(セモリナ粉)をまぶしてフライにする。今回はアジ。ravaがカリカリしてビールがすすむ。


魚の目をもつ、ミナークシは南インド土着の愛され女神。


にほんの女神さまたち~(強引)!最近、ごじぶんの女性器をちゃんとご覧になったことありますか?

たまに、生まれてから一度も鏡で見たことありませんという方がいらっしゃいます。


パートナーには、見せるのに?

どういうことなんだろう?


そうじゃなくても、最近見てないなーという方、若いときと様子がちがっているかもしれませんよ。


秘境のような扱いをするのではなく、きちんと見てみることをおすすめします。


グロテスクで直視したくないアイツではありませんからね。


顔や体型、皮膚の色に違いがあるように、人それぞれに個性豊かです。


目をそむけるのではなく、どうぞ慣れ親しんで、なかよくしてください。ベストフレンドになれますよ。


ワークショップでクリトリスの全貌イラストをお見せすることがあります。


そうすると、知らなかったーという方がほとんどです。


まだまだ小さな突起の部分だけがそうだと思われている方が多いようです。


意外と男性の方が知ってます。情報が入りやすいのかも知れないね。


このスイートな器官の全貌がわかったのは、たった!20年前のこと。


1998年にオーストラリアのヘレン・オコンネル博士が、

それ以前に思われていた突起部分は氷山の一角で、

フードをかぶったアタマにすぎず、

そこから幹へとつづき、みぎひだりに羽のように体内に広がる、

長さが9~10センチの大きな器官だったことを発見しました。


彼女自身が身を挺して、仲間たちと解明したそうです。謝謝!


その後も他の研究者たちによる研究が続き、ようやく今から5~6年前くらいから世に知られはじめ、オブジェやアート、アクセサリーにもされるようになっているから、目にした方もいるかもしれませんね。


男性にそれがあったら、もっと早く色々わかっていただろうになー。


一生懸命探究して、気持ちいいー!サイコー!って早々にシェアされていただろうになー。


そうしたら、FGM(女性性器切除)なんてひっどいこともなかったかもしれないのになと、ブツブツと思ってしまいます。


地球を何周廻ってくればいいんですかくらいの、

周回遅れで、ようやく女性たちが気持ちよさをオープンにできる時代がやってきたのだから、

堂々ときもちいいーっ!と感じたらいいし、大声で叫んだらいい!


通報されない程度におねがいします。


そして、快感のためだけに存在するといわれている、

クリトリスに導いてもらって、じぶんの気持ちよさを丁寧に引き出して、感覚を育てていけたらいいな。


ときどき、パートナーとの行為を「あれって何が気持ちいいんですか?」や、「しなきゃいけないものですか?」という方がいらっしゃいます。


いや、いわないだけで潜在的には結構いると思われます。


それは、ふたりが育ってきた環境、親との関係、固定観念、性歴、関係性、自己評価などなど、

色々なことが複雑に絡み合っているので、

お互いに気持ちよさを満たし合うことはカンタンなことではありません。


体調やその日の気分にもよりますしね。


ただね、それで性的な気持ちよさを見限ったり、あきらめたりすることがないようにしてほしい。


じぶんでじぶんを気持ちよく満たすことは、ふたりですることよりも、ずっとカンタンにできます。


それはパートナーなしのムナシイ行為ではありません。


純粋に満たすことができる、おおきな資質をわたしたちはもっているということです。


タブーもなければ、罪悪感もいらない。

大らかに楽しむという、キラクさだけがあればいい。


そういう風になれたら、パートナーとの関係にもいい影響を及ぼす可能性があると思うんだよね。


まずはじぶんでじぶんを気持ちよく満たしてください。


あれ?大手ヒーラーみたいになっちゃったな。


女性の性的欲望や感覚をひた隠しにするような時代は、もうゴリゴリ。


さ、さっさと次の時代にすすみましょう。

なんか熱くなっちゃった。フードとろう。


おすすめアニメーション↓



おすすめ本↓





spice+arts やましたのぶこ

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page