インドの人気パン。油を練り込んで作るparotta（パロタ）は、小麦粉に砂糖、しお、水をいれた生地をこねて、こねて、こねて、こねて、うすーーーーくのばして、切り込みいれて、紐状にして、くるくる丸めて、溶かしバターやギーをぬって、それをまたのばして、焼いて、焼き上がったあとに、両サイドから手のひらでガシガシと圧をかけて、やや崩しながらパイのような層をだしてたべる。
なにこの手間？なのに、なに？この地味な写真？！
この甘めのパロタには、ケララで食べたココナッツをきかせたエビのカレーをあわせたい。こんどはそれつくります。でもたぶん、となりにいるのは、パロタではない。
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４０-５０代の女性たちと話しをていると、性の交わりをいつのまにか、特別な人の特別なこととしてしまっているんじゃないかな、という気持ちがわく。
そういうことは、わかくて、きれいな人たちだけがするもの。
はだかをさらしても、見良い人たちだけがするものにしてしまっていないでしょうか。
ベッドという舞台の上で、きれいに整えたわたしでないとしてはいけないこと。
そうでないじぶんにはできないことと思ってしまっていないかな。
そのためには、痩せなくてはいけないし、脱毛しなくてはいけないし、黒ずみは消さなくてはならないし、下着も新しくしなくてはいけないし。おおおー、それはたいへんだー！
、、、でんき消せばよくない？
そのうえ、しおらしくしなきゃいけないし、カワイイ声でアンアンいわなきゃいけないし。かんじてるふりしなきゃいけないし。
、、、演技しなければよくない？
そんな誰かが考えた、わかりやすくパターン化されたオンナ仮面をかぶる必要なんかないですよね。
あんがい、パートナーに聞いてみたら、若いときのあなたよりも、触りごたえのある今の肉体の方がきもちいいと思っているかもしれないじゃないですか。
もしかしたら、つるっつるしたVIOより、ふさふさの毛並みの方がいいと思っているかもしれないじゃないですか。
もし好みがあわない場合は、とくべつなこだわりがないところは、歩み寄ることも大事だと思いますけれど。それはおたがいにね。
ただし、ひどいことを言われるようだとしたら、
あなたはそう思うのね。
と、お外の広さを知らない、おめでたさを笑ってあげましょう。
でも、まずはそのずっと手前に、年齢を経て変化していく肉体をじぶんが、いい感じよねとか、わるくないんじゃない、と思えるかどうかということの方が、はるかに大切なことだと思います。
じぶんがじぶんをどのようにみているか、性を内包する存在としてのじぶんを受けとめることができているのかどうか。
この、自己イメージをどのようにもっているかどうかが、ダイレクトに相手との関係に影響をあたえます。
女という性をもつじぶんを大切にすることができないと、相手と性を交わすコミュニケーションをとることはむずかしくなるし、
インスタントなオンナ仮面をかぶらないと、性的なことはできませんということになってしまいます。
もし、オンナ仮面がはずれないように、常にじぶんの横で監視カメラが作動しているような状態でするようなら、それは入り込めないし、たのしめないし、きもちよさにたどりつきにくいよね。
時間をかけて信頼関係を築いてきたパートナーなら、むきだしの自分をさらけだしたらいい。
そしてパートナーには、そのままのあなたを受けとめて、どうなってもだいじょうぶ、安心して身をゆだねていいんだよ、というふうにしてもらえたらいいなあ。
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