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執筆者の写真spicearts

カラダにふれるだけではない、ふれる

更新日:2021年11月10日

飲みすぎましたので、シンプルなダル。お豆とトマトと少しのバター。春のクレソンをぱらり。



親子間でのふれあいが大切なように、夫婦間、カップル間でもふれあうことは大切ですよね。


ふれるということは、スキンシップ、肌と肌ということだけではありません。

意識でふれ、視線でふれ、言葉でふれ、そしてカラダでふれるということです。


まずは、【意識でふれる】


最近パートナーに意識を向けているでしょうか?


あなたのパートナーは最近何を思い、何を感じ、何を大切にしていそうですか。楽しそうですか?つらそうですか?


じぶんも相手も変わりゆく存在です。いつも変わらないあの人ではありませんよ。


すこし気持ちを向けるだけで、汲み取れることがいくつもあるかもしれません。


そして、パートナーからあなたは意識を向けられていると感じるでしょうか?

見張られているではないですよ。ご注意ください。


そばにいる人から、まったく意識を向けられなければ、じぶんという存在の足場が危うくなることだってあります。


ひとりで立てるほど、そんなに人って強くないし、一緒にいる人から受ける影響は甚大ですからね。


意識を向けることで、モノでも空気でも、匿名の誰かでもない、特別なあなただということを相手にも示してあげてください。

日に1回でも、スマホを置いて、100パーセントの意識をパートナーに向けるじかんを作ってみたらいいと思います。


つぎは、【視線でふれる】

おはようとあいさつをするとき、すれ違うとき、話すとき、パートナーと目があいますか?


目があうということは、あなたがいることをわたしは認識していますよ。感じていますよ。というサインでもあります。

2人の関係がギクシャクしているときのことを思い浮かべるとわかりやすいかもしれませんが、そういう時は、極端にアイコンタクトが少なくなりますよね。


なにか隠しごとがあるときもそうです。


わかりたくない秘密がわかってしまったら、ごめんなさい。


あと、カンタンに無視という行動をとる人がいるけれど、これは、人を徹底的に傷つけることができる行為です。


そんなつもりがないのなら、やめましょうね。


つぎは、【ことばでふれる】

ことばで自分の気持ちを伝えていますか?相手のことばに耳を傾けていますか?


つきあいが長ければ長いほど、お互いのことがわかったつもりになってしまい、テキトーに聞き流すなんてことが起こったりします。


ことばで自分の気持ちを伝えること、相手の気持ちを受け止めることをおざなりにしてはいけません。

言わなくてもわかるはずなんて、誤解の温床です。

エスパーじゃないんですから。

そしてもっと大事なのは「ありがとう」という、感謝の気持ちをきちんと伝えるということです。


ちょっとしたことに対する「ありがとう」もそうですし、

「わたしはあなたのこういうところに感謝している」と気づいたときに伝えることも大切なことだと思うんです。


じぶんの小さなプライドや恥ずかしさ、上に立ちたい気持ちなんか、いりません。もっててもしょうがないので、こんまりでも読んで一掃してください。

さいごは、【カラダでふれる】

手をにぎったり、髪に触れたり、なでられたり、抱きしめあったりしていますか?

あなたからふれていますか?パートナーからふれられていますか?

なでる、さする、さわるなどの皮膚接触は、ココロに大きな影響をあたえます。


ゆっくりと優しくなでることにより、オキシトシンというホルモンがでて、相手との愛情や絆が深まるということは、メディアでも高頻度ででてくるのでホーボーに知れ渡っているかと思います。


このオキシトシンの特徴として、ふれた直後の速攻性は少ないものの、繰り返しオキシトシンを分泌させることにより、その効果が長期にわたって続くことがある(皮膚という「脳」山口創著より)らしいです。


抑うつや不安も低減でき、リラックス効果も得ることができるオキシトシン。


こんな食べられないホルモン名を知らなくても、ふれあうことの作用を実感している方は多いと思います。


この皮膚のすぐれた機能を、使わない手はありません。


触れたいのに触れられない。触れられたいのに触れてもらえないとしたら、何か触れやすいことを考えてみたらいいんじゃないかな。


グルーミングや頭や手、足など部分的なマッサージからはじめるのもいいかもしれません。


マッサージは受け手よりも、施し手の方がオキシトシンが多くでるらしいですよ。ご自身のためにもお試しください。


数日前の日経新聞に、オキシトシンがラットの雄の交尾行動を促すことが実験でわかり、人間男子のタツやダスなどの性機能障害の治療にもつながるかも、という記事がでていました。


ふれることをしていくうちに、うっかり、もっと奥の方まですすんでいくみたいなことが起こるかもしれませんね。


おすすめ本3冊

山口創著

・皮膚という「脳」 ・からだの無意識の治癒力 ・人は皮膚から癒される






spice+arts やましたのぶこ


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